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アスピリンと子供 [Bond-BBT MBA]

子供時代頭痛もちだったけど,いつも氷まくらで一晩かかって治していた。
今思うとあれでよく治ったもんだと思う。

頭痛薬というものがあるのは知っていたが,親はなぜかいろんな脅し文句で
飲ませてくれなかった。病院で頭痛薬が欲しいと言った事もあるが,その場で
親が断っていた記憶もある。

バファリンといえば,アスピリン。アスピリンといえば,アセチルサリチル酸である。
バファリンって本当に子供は飲んではいけないのか,という質問を医者に投げかけて
みたところ,アメリカではダメと言われ,ヨーロッパではOKと言われている,という
巧みな回答。はっきり覚えている。

3人に1人が死に至るライ症候群を発祥するリスクが高いことがどうやら
80年代にはアメリカで分かっていたと。

日本でも平成13年を区切りに小児用の頭痛薬からアスピリンが消えていた。
現在の小児用には,アセトアミノフェン。

親に感謝。



GM開始 [Bond-BBT MBA]

日本コーンスターチ最大手の日本食品化工がGMコーンの輸入に
踏み切り,食用を開始するらしい。

GMとは,遺伝子組換え のこと。


日本食品化工の業績は下記のとおり。

日本食品化工業績.jpg

出典: 日本食品化工ウェブサイト


この会社は,コーン一色である。
バイオ燃料の過熱により,輸入元の米国でNon-GMコーンの調達が難しくなったとか。
利益も急激に落ち込んでおり苦肉の策なんであろうか。
75万トンのうち,15万トンがGMになるということは,消費者の口に入る確率はかなり高い。

ちなみに三菱商事と関係が深い。代理店でもあり,役員も輩出。



心機一転 [Bond-BBT MBA]

Bond-BBT MBAで頑張っておられる人たちの少しでも足しになればと思い書いてきました。このブログを支えて下さった読者の方々、お付き合い下さり、どうもありがとうございました。

やはり、気持ちを切り替えるために、一度オールクリアして、次やりたいことをMBAホルダーとして始めようと思っています。

So-net Blogはもう少しアクセス解析機能を充実させてください。頻繁にサーバー停止するのは最近減ってきたようですが、、

ではまたどこかでお会いしましょう。


ビジネス構想 [Bond-BBT MBA]

MBAを取っておきながら,もとの一サラリーマンに戻り,そのまま一生を終えるのはあまりにもったいない。せめて,一世一代のビジネスプランを作成し,それをもってVenture Capitalに見てもらうくらいまでは最低限すべきだと考えるようになった。

 

僕の場合は,起業そのものをやりたいわけではなく,

自分がやりがいを感じることをやり続けること,そしてそれを通して誰かから感謝される,つまり社会に貢献したい。

 

どんなリソースがあるかな。

・MBAで学んだこと
 RTOCSで学んだ大前流思考,ロジカルシンキングは本当に有難い。

・大手製造業での勤務経験10年

 かなりいろいろやってきた。

  -社内ベンチャーのような新規開発プロジェクトに8年

  -企業の研究所での勤務経験

  -事業所設計課での勤務経験

  -事業所工作部,資材部との共同プロジェクト経験

  -未来予測プロジェクト

  -工場VEプロジェクト

・英語力も一応こつこつやってきただけにそれなり。 

・MBAホルダーであること。

・Bondのネットワーク
 Bondiesのすばらしい頭脳やスキルにアクセスできるネットワーク
 いろんな会社の友人ができたこと自体も大きい。

・広島経済大学図書館
 マネジメント関連やビジネス本はほぼ揃っている。

・村涼のアウトフレーム
 マーケティングのアウトフレームは確か使って良いはず。

・コンパイラまで作れるプログラマー(商売感覚ゼロ,やや疲れ気味。独身)

・最近のWeb開発に強い若きSE

・ニホンモニターの社長

 

次に制約条件を挙げてみる

・広島にいながらにしてできること。

・身軽にやること。手伝ってもらえる人は適宜。
 固定の従業員は使用しない。

・今の会社と両立すること。(バイト禁止なのだ)
 もちろん大化けすれば・・・。

・RTOCS的なことをビジネスにすること。

・中小企業のコンサルや,細かい戦略コンサルは嫌。

・投機的なことは嫌。

・金が目的ではないが,良い暮らしはしたい。

・講演とかしゃべりが多くないこと。

・やっぱり技術(理系)

・情熱を傾けられるものであること。

・右脳的なものであること。自分にしかできないものであること。

 

非常に注文が多いのだが,全てを満たすコンセプト(UPS→ありえないミス USPです)はほぼ固まってきた。

これからビジネスプランを書いていこう。

 

 

新しいステージでの発信は,場所を変えます。

 


次へのステップ [Bond-BBT MBA]

ブログを始めてから約2年が過ぎた。

無事MBAホルダーになったのだが・・・

価値観が変わるという前評判は果たしてどうだったのか?

そんな記憶力が良くないので知識は断片的。。

教科書は増えたけど,体系的に完璧に頭に入っているわけじゃない。

ファイナンスにしても学んだのは基礎だけだ。

日経新聞に書いてあることでも分からないことだらけだ。

会社の中でも,最初はびっくりされたけど,いつのまにか風化してしまった。

もともとMBA崇拝企業では無いのだから当然のこと。

MBAをとっても会社の日常はそんなに大きく変わるわけではない。

MBAをもっていること自体が,目前の仕事の質をぐんと押し上げるわけではない。

 

じゃあ何を手に入れたのだろう。。。

じっくり考えてみると,やっぱり確実に誇れるものが見つかった。

それは全力で駆け抜けたこと。

そして将来の大物になるであろう仲間たちとも十分わたり合えることが分かったこと。

2年間の濃い経験が,自信に変わっている。

そして自由に行きたいところへ飛べる羽根を手に入れられた気がする。

 

見えない大陸(Invisible Continent)は見えるようになっただろうか?

その答えは残念ながらNoだ。

でも,そこに何かがあることは見えるようになった気がする。

これが成果なのか。

 

 

ブログは,MBA Candidate の立場で,自省録のつもりで書いてきた。

MBA ホルダーになったことで,目的が達成された感がある。

次は何をめざそう。

そういう転換点に差し掛かっている。

ここでギアチェンジしよう。

MBA Candidateとしてのブログはもう終わることにする。

 

次は,MBA ホルダーとして,目的を作る。

その目的を達成するための手段としてブログが果たして良いかどうか。

おそらく So-net Blogではもうだめだ。

 


縦割り組織って [Bond-BBT MBA]

10年間研究所で勤務した後,事業所勤務に移って,組織構造も組織文化も大きく変わった。

研究所では,多い時でも高々3人くらいと一緒に仕事をしていたのに,今や,営業,資材,プロマネ,設計,工作,客先,ベンダーと,ざっと数えただけでも30人くらいいる中での仕事になり,俄然面白くなってきた。こちらは,典型的なたて割り組織であり,上下関係もはっきりしている。マネージャーがいて,アクティングマネージャーがいて,シニアエンジニア,エンジニア。ちなみに,僕はよそ者なのでシニアエンジニアである。僕より若い人間がアクティングマネージャーだったりするが,まぁ気にせずやるしかない。

 

一見統率されてスムーズに事が運んでいるかと思いきや,実際に内部で仕事をしてみると,やりにくいと思う点もけっこう多い。代表的なものを5つ挙げてみる。

 

1. 顕著なセクショナリズム

 ・まず,貴課としての見解をまとめてください。

 ・我が課としては,これが最適です。

 ・・・

社内で全体最適,全体最適と叫ばれているものの,実際にはこんな感じ。部分最適にしかなり得ない仕掛けが出来上がってしまっている。

 

2. エンジニアは,組織の中における機械部品

エンジニアはマネジメントの立場で物を考えてはいけない,ということが声高に伝えられる。MBAで学んだとおり,状況はこうです。これから考えるとこうです。。というと怪訝な顔をされるだけでなく,待て待て,そこまで考える必要は無いよと止められる始末。

 

3. 責任の擦りあい

自分の課の責ではない理由を一つでも見つけたら,それをだしに相手を攻撃する。それのやりあいで日々内紛が起こっている。

 

4. 非建設的なコミュニケーション

特に英語で海外ベンダーとやるコミュニケーションはひどすぎる。文化の違いを認めず,日本式を押し付ける。相手の身になって考えない。そして,言うことを聞かないメーカだと社内で流布し,長い年月をかけて悪印象を植え付ける。そのメーカと付き合うことになった別のエンジニアは,悪い先入観をもって臨み,さらに印象を下げる。これが時間的,空間的に波及して,積分されてしまっている。 

 

5. 顧客絶対主義

顧客満足は当然だが,顧客の発した情報を鵜呑みにするというか,神格化する傾向がある。顧客のひとりが,このニーズは今後伸びるよ,と言っただけで,事業部方針の柱になってしまう。

 

 

ただ,こういう部分をいかに乗り越えていくか。直していくかを考える良い機会である。

MBA万歳!!


起業者がんばれ [Bond-BBT MBA]

Bond 2期上の先輩がこの4月に起業されたようだ。

http://www.mentor-craft.co.jp/companydata/index.html

メンター・クラフト  メンター養成所 みたいな感じかな。

会社方針を見ると 『育てる人を創る』 となっている。 微妙な日本語だが,要するに人材育成に関するビジネスのようだ。

カッコイイウェブサイト,デザインもインテリジェンス。実績企業のところには,なるほどなーと思わせる企業名あり,サービス内容もBondで習ったことがほぼ全部と言っていいほど並んでいる。確かにこれなら今の僕でもやって出来ないことはない内容。ただ,まだそんな教えるなんて・・・ と思ってしまうところがだめなんだろうな。とにかく前に進んでみる。この勇気ある一歩が数年後,十数年後に大きな実績を作っていくに違いない。ぜひぜひ頑張ってください。

 

さて,研修サービの中に,MBA研修なるものがある。

MBAマーケティング,MBA式交渉術・・・

確かにBondで習った科目にある。

 

MBAで学んだマーケティングの内容だけを教えますよ。

交渉術だけを教えますよ。。

 

というだけのことなのだが,これには大きな気づきを得た。

 

これからは,MBAは,パーツ組み立て方式の教育に変容していくべきではないだろうか?

MBAの学位をとるとなると,お金もかかるし,時間もかかる。MBAを取ってみて気づくのは,MBAをもってるってことは,定常的な日常においてはあまり意味が無いってこと。特に名刺にも書かないし。転職するとか,新しい職場に移るとか,新しいプロジェクトに参画するといったその瞬間では効力を発揮するけれど,いったん始まってしまうと,成果でなんぼ。

だから,MBAの学位なんていらないから,欲しいテーマだけMBA並みのスキルを手に入れようっていう流れが来てもおかしくはない。今のMBAは,パソコンで言えば,メーカが作るパッケージパソコンみたいなもの。始めはそれが幅をきかせていたが,そのうちパーツごとに組み立てる方式が増えてきた。MBAだって,科目ごとにばらばらで取ったっていいかもしれない。

一橋大MBAの戦略論 + 早稲田MBAのマーケティング + ・・・

とか,Bondの大前さんの企業戦略に,大原簿記のアカウンティングを受けたり。

 

 


Big Mac Factor [Bond-BBT MBA]

以前ビッグマックの値段からデンマークとの為替レートはこうであるべきというのを書きました。

その後,もう少し対象を広げて調査をしていたものがまとまりましたので書いてみます。

 

Big Mac Index というものが下記サイトで発表されている。最新のものは Feb 1st, 2007。

http://www.economist.com/markets/indicators/displaystory.cfm?story_id=8649005

世界各国のBig Mac 単品の価格を,現地通貨で掲載されており,米国価格との比で,Implied PPP(Big Mac価格から考える購買力平価)が計算されている。その値と実際の為替レートを比較して,通貨がOver estimate なのか Under estimateなのかを示そうとするものである。

Big MacだけでPPPを計算することはばかげていると思う人もいるかもしれない。通常は,バスケットでもって比較しなければならないからだ。しかし,(McdonaldがどうやってBig Macの値段を決めているかは定かではないが),僕なら,まずはPPPをベースに価格を決めてみて,あとは現地での人気度(需要と供給)や,競合の有無などで微調整しようと考える。すると,Big Mac PriceとPPPとでは,高い相関を示す可能性は高い。この点については,どうせ誰かがやっていると思うが,果たして本当のところはどうなのかは,今後の課題として残しておくことにする。

 

さて,米国ドル基準だと良く分からないので,日本円基準で換算しなおしてみる。為替レートについては,上記Websiteにあるレートから単純に日本円と現地通貨とのレートに換算している。実際は,ドルを経由したりして手数料など高くなってしまうので,やや低めのレートになっているものもあるかもしれない。

 

なぜこんなものを計算したか。

簡単に言えば,日本人が海外旅行したときに,どの程度物価が高いと感じるかを調べるためである。為替レートとBig Mac Indexから計算した為替レートがずれているために,日本円で稼ぐ人特有の物価感というものが存在するのである。アメリカ人と日本人が同じ食べ物とをデンマークで食べた時に,高いという点では話題が一致するが,その程度については大きな開きがあることが証明出来る。

 

Big Mac 価格は,米国では,US$3.22,日本では280円である。従って,1US$ = 87円(=280/3.22)なら,日本人が米国でBig Macを食べた時に,日本で食べた時と同じ価値認識となる。ところが,実際の為替レートはそうはなっていない。1US$=120円の場合,120/87=1.39倍価値が上がったと日本人からは感じるのだ。

このようにして,日本人(厳密には日本円で稼ぐ人)から見た物価ずれ感を,世界各国に対して計算し,上位順に並べてみた。

 

この指数を,Big Mac Factor by Japanese とでも名づけるか。

  

 

これをみると, 北欧へ行った日本人が,あっちは物価が高い高いといっていたことが説明できる。コンビニで日本にいるときに1000円くらい使った感覚で買い物をすると,ノルウェーでは,2860円も使ってしまうことになる。今,海外旅行するならば,Big Mac Factor by Japaneseが1より小さい国に行かねばならない。最近北海道へオーストラリア人の観光客が増えているが,オーストラリア人にとってみれば,Big Mac Factorの小さい国へ行く方向になることが,動機を加速しているのかもしれない。 

 

 

 

 

 

 

 


卒業式 [Bond-BBT MBA]

10月21日 富士ソフトビルにてBond-BBTの卒業式が開催されました。

入学してからの付き合いなのに,初めてお会いできた方もいます。

こんな人だったんだぁ・・・という感動を味わいながらの“再会”は何とも不思議なものです。

 

大前さんが講堂に入ってきた瞬間,急に空気が張りつめた感じがしました。

やっぱり存在感が違いますね。証書をもらう時に,握手をすることができました。

 

その後,同窓会長からの祝辞。

・・・

熱意は感じられますが,,Bond生らしからぬロジック。

 

昨年の主旨 「週に1人以上の人と友達になってください。」

今年の主旨 「自分だけの名刺を作ってください。」

これは単なる手段です。

 

手段の押し売りではなく,どうあるべきかを提示されるほうが,まだましです。

普通のMBAホルダーなら,手段は自分で考えられます。

 

 


グリーン車 [Bond-BBT MBA]

Bond-BBT MBAの卒業式に行ってきました。

行きは,思い切ってエクスプレスのグリーン特典を利用してみた。

グリーン車(N700系のぞみ)の特典を整理してみる。

 

1. 棚は木目調で高級感の漂う内装

2. シートは2+2で17列。ゆったりと使える。

   リクライニングはかなり倒せるのだが,後ろに人がいたらさすがに無理。

3. イヤホンを差す穴がある。(もっていってなかった・・)

4. コンセントが各座席についている。これは結構いけてる。

5. おしぼりをもってきてくれる。

6. まめにゴミ回収をしてくれる。

7. ワゴンは多分専用じゃないかと思う。

   コーヒーも使っているブランドが違うのではないかと(未確認)。

8. 女性車掌の化粧が気合はいっている(たまたまか)

9. 真ん中の車両のため,駅の階段に近い。

10.WEDGEなどの雑誌が置いてある。

11.床は絨毯である。足音を響かせないためか。

12.足置きがついている。

13.シートの肘置き部は皮製である。

14.照明も何となく高級感あふれる乳白色

15.活字が大きい。ニュースも車内表示も。

 

さらに,マッサージとか,ドリンクサービスとかをつけて欲しいなぁ。

 

と,ここで終わるとただの感想文なので,マーケティングで習ったアウトフレームで分析してみる。

 

USPは何だろう?

  ・列車であることを感じさせない特別な居住空間

・・・・

精神的ベネフィット

 ・長時間移動でも疲れずに生活が続けられる。

 

やっぱりこの手の技術は使い続けてトレーニングを続けないと鈍りそうだ・・


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